マルのふとした疑問から語られることになった、明水山関(糟谷先輩)と明櫻関(柿沼先輩)の馴れ初めの話。イジメたつもりがひっくり返されて、たった一文字『来』とだけ書かれた簡単なメールで呼び出され、制裁を受けるようになってしまう。しかし、そこからまた、劇的な変化が生じて……。さらに、芋づる式に過去が振り返られて、同校相撲部出身の同部屋関取四人衆はそれぞれが暴露大会のような様相に。(『流星』『がぶり寄り』『がっぷり四つ』に続く後日談的作品です。)約45K文字、A6文庫サイズ145Pです。